1月7日「台風並み」の強風が吹き荒れた。それを一斉で鳴いてくれよ、情報を「お客様」に案内出来ない
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1月7日の「台風並み」の強風が吹き荒れた。
永田駅(委託)・大網駅間架線にビニールが付着で防護無線が発報、受信した永田駅を出発した上り東京行きA電がホームに後部の数両かかった状態で停車、さらには踏切を塞いでいた。
外房指令からは現在の運転状況や架線付着物の撤去状況、現場に社員が行っているのかなどどういう状況になっているのか「高年齢者の」永田駅の駅員の耳には届いていなかった。
交通量がそれなりにある踏切を塞いだままで約30分もの間、「強風で、ビニール付着で上下線運転見合わせ」しか案内放送出来ない状態でいた。
「いつ運転再開できるのか」(人身事故時は状況報告をやってるのに)の情報が欲しいのである。
改札前の待合室には5,6人のお客様、「踏切を渡って向こう側に行きたいがどうすればいいのか」との男性が来たりした。
外房指令に電話をして状況を確かめると「今、現場で飛来物を撤去している」とのこと。なんで教えてくれないの?
それを「一斉」で言ってくれよ!人身事故の時はやってるでしょ。
運転再開してまもなく、下りA電が駅ホームに進入してきて、非常を引いて?停車、ドア扱いをしていないようだ、何がおきているのか?わからない状態でいると
管理駅・大網駅社員が2名(駅長・助役)来て、「続けて今から飛来物、撤去するから」と。
A電の止まり方で人身事故ではないなとは、なんとなくはわかってけど、そうだったんだあ~、知らなかったあ~、飛来物だったとは、自駅の事、知らなかったなんて恥ずかし~事でしょう…..
情報を得る方法
- 異常時情報のタブレット
- 司令からのFAX電報
- NETRAINS+で在線や遅延状況把握
- どこトレ
- 乗務員無線
そして、✓一斉情報 である!!
このアナログの情報発信が一番なのである。何かしていても耳を傾ければ、情報を得られる。
外房線で働いて2年になるが、情報の伝達のありかたを勘違いしていると感じる。
新しいモノが最良だ、なんて考えているのだとしたら「昭和」の人間の発想だろうと思う。(私は、昭和生まれですが、、、)
上記のように最新IT機器を配備して、IT媒体を駆使して、良質のコンテンツを与えていると思っているだろうが、大間違いである。
輸送障害時に一人勤務でパソコンなどじっくりと覗いている余裕はない。普段からダイヤを開いて「タレがあるから茂原駅で遅延は回復できそうだ」
とやっているのである。これが鉄道業では働くものにとっても、お客様にとっても最良・最善な方法である。
タブレット起ち上げてビニールが付着している現場写真をみて遅延時間がわかるか?誰の為の情報なのか、駅ではそんな情報はいらないし、運転再開の案内にも役に立たない。上下線で運転見合わせているのに、あんなに静かな一切鳴かない「一斉放送」とは。
これが、プロの仕事か!?
常日頃からどこどこの駅で普通列車の番線変更して後走り、優等列車が先にくる、交わしてくるのかという情報を貰ったことがない。遅延してたら自動放送を聞いて遅延理由も知らずにあわてて放送案内するのが、外房線の永田駅のプロフェッショナルな仕事である。7分遅延して知らなかったら出発してる時間だよね。輸送障害の状況がわからないから遅延時間も到着予定時間も案内できない。情報を提供できないからお客様に叱られる。でも、スマホ持っていても駅員に尋ねてくるのは信頼があるからだと思うのは買いかぶり過ぎか。
千葉以西でこんな仕事してたら、お客様のストレスは限界に達すると思う。
外房に来てから何回か恥ずかしい思いをいている。臨停客扱いを所定通過で案内した事もあった。
いやいや、指令も大変なんです。いや、現場はもっと大変です。そんなお話はいりましぇん!
「傷のなめ合い」は解決になりません。
兎に角、外房線は情報飢餓地区である。(他線区でもこの日は大変だったようです)
投稿(特別執行委員・K)