JESSの五職場代表が「意見書」を提出へ。活かしていく事が大切。

JR東日本ステーションサービスの就業規則に一部改正がある。

(1)介護休暇・看護休暇の取得単位の変更
(2)基本給改定に伴う基本給表の変更
(3)「eco検定」の資格取得者に対する資格取得一時奨励金の支給
(4)就業規則、契約社員就業規則及びパート社員就業規則の不備是正、となっている。

職場実態から意見書提出する
実行させることが題

職場の接客サービスへの会社指導のあり方、JESS社員の手当改善、さらなるコロナ対策について盛り込んだ。
各駅務管区職場代表者は職場での意見も取り上げながら意見書の細目については、各管区の実態にあった内容で提出している。

  1. 「着帽」「両手渡し」「あいさつ」を接客サービスとして取り組まれているが、その実施において特に改札における着帽について、恫喝や将来への生活設計に不安を煽るような言動が千葉支店で行われている。直ちにやめる事。
  2. 台風対策を踏まえて緊急呼び出し手当が新設されたが、運用にあたっては社員の生活設計を配慮すること。
  3. 保存休暇の新設が行われますが、取得事由については柔軟な制度設計とされること。
  4. JRに準じた「都市手当」を支給すること。
  5. 繁忙手当については、全職場を対象とすること。
  6. 同一駅務管区内での助勤についても「助勤手当」を支給すること。
  7. 社員専用トイレを駅事務室に併設すること。
  8. オリンピック・パラリンピック期間中の終電時間繰り下げに伴う勤務については、超過勤務前提とならないようにすること。
  9. 一人勤務職場の労働環境改善にむけた取り組みをすること。
  10. 女性社員の労働環境について、既設および今後新設される計画がある場合には社員からの意見、要望を聴取し取り入れること。
  11. 安全靴を貸与すること。
  12. 職場における様々な問題や課題について速やかな解決をはかるため、支店における労使協議が開催できるようにすること。
  13. 新型コロナウィルス等感染症についての勤務のあり方、休業時のあり方、等々、明確な運用を求めます。
  14. プロパー社員の採用拡大に努めること


    新浦安駅務管区独自の項目

    ◉土休日においては、最低一名の管理者が勤務すること。
    ◉社員数が50名未満でも安全衛生委員会を開催すること。
    ◉接客用コートを一人一枚貸与すること。

JESSは労基署から求められたことを実行しているだけの意味しかもたない「意見書」

しかし、私たちは提出だけに終わらせずに要求を実行させる取り組みをしていくことで「意見書」を活かしていくことがとても大切だ。