合図燈(10月)

▼新型コロナウイルス感染が急速に減少し始めている。その要因は?いったいなんであるのか?様々言われてはいるが、明確な回答は出されていない。▼そうした中で、自民党の総裁選挙が戦われている。関心の有る無しに関らず、この選挙は、この国の次期首相を選ぶ選挙でもある。したたかな自民党の権力に対する執着を見せつける選挙になっている。いかに生き残るのか?それは権力と共に生き残るのかを決する選挙であるだけに様々なしたたかさを見せて展開されている。マスコミの取り上げ方も異様なほどで、新型コロナ関連情報より総裁選に集中されている。総裁選の候補の中の主張も新型コロナ対策が二の次にされているように感じるのは私だけであろうか?
▼この選挙の後に総選挙が控えている。市民共闘を中心に野党統一候補(立憲民主党・共産党・社民党・れいわ新選組)づくりが進められている。野党第一党の立憲民主党の果たすべき役割は極めて重要である。この間の立憲民主党の動きを見ると謙虚さに欠けていると見えてしまうのは私だけでしょうか?残された時間はあまりにも少ないだけに党利党略だけに埋没せずに、数の力で戦後最悪の政治を続けてきた自民党「安倍」政治に終止符を打つために最低でも保革伯仲の状態を作り出すために努力する姿を国民に見せて国民の共感を得てその実現を目指さなければならないと痛感する。▼私達組織された労働者も職場・地域でその闘いの一翼を担い奮闘しなければならないと痛感する今日この頃である。(康)