主催:国鉄闘争の経験と教訓を活かす千葉県共闘会議 2021メーデー前夜祭

コロナ感染症対策をして18時30分に開会した。来賓の社会民主党、新社会党、日本共産党からのご挨拶。主催者議長あいさつの後、

講演として、「許すな!憲法改悪市民連合事務局次長」菱山奈帆子さん

その要旨
  • 安倍政権から菅政権へとキャラの違いから闘いにくいが「私たちの生命と暮らしを蔑ろにしている」、多岐にわたって「小技のズル」的な法案を通そうとしている。コロナ無策から目を逸らさせるために市民の敵を作る手法。「パチンコ屋」「飲食業」「路上飲み」
  • コロナ禍で女性の自死率が急増している。DV被害、女性の野宿者も急増。年末年始に新宿コロナ被害相談村開設して母親と3歳の女の子、配布したポッキーを束ごと食べる姿があった。コロナ解雇、新自由主義下の自己責任をどう考える。
  • 政治共闘6年、「秘密保護法」「集団的自衛権閣議決定」「共謀罪強行成立」等々で野党共闘という一つの時代を作った。継続する市民運動も影響し、安倍は「ハライタ」でなく改憲・コロナに行き詰まり、私達の闘いの継続性があったからやめていったのではないか。
  • 自己責任世代、スマホ・SNS、消費税も生まれた時から当たり前にあった。「ネット接続洗脳社会」になっている。一人で完結することで分断されている。
  • 横の繋がりを大切にする持続可能な運動が必要。具体的なことに共感や寄り添うことが大切。
  • 「怒り」まで奪われている。若者に未来が想像できるようにアピールを。怖じけずに政治の話をしよう。私は職場で実践している。変化がある。

講演を拝聴して、

自らの職場での仲間との関わりやその実践してきた事(諦める事なく)を通して見えてきた事。職場外での活動から体験した事と貧困格差の実態を通して今後の闘い方について話して頂いた。特に若い世代気質にどうやって接していけばいいのか、悩んでいる労組の一つに私達もある。臆する事なくネガティブに考え行動しているその語りに明るく新しい展望が見えた思いがした。