合図燈・3月号

北京オリンピックは17日間の競技を終え、多くの感動を与え閉会となった。同じ時期、国内では新型コロナ変異株のオミクロン株により経験したことのない感染拡大となり東京都では一万人台という高止まりで医療体制が逼迫し、看護職求人が必要となっている。JR東日本は「変革2027」のスピードアップを図り、テレワークを推し進めている一方で、多くの社員は安全・安定輸送を確保しながら陽性者が出てもおかしくない環境下で職務に従事している。体調不良時は、お客さまや他社員への感染を防ぐため、速やかに受診させている。JR東日本は東日本大震災という最悪な事態でも定期昇給だけは切り下げなかった。しかし昨年は、初めて経営上の理由で定期昇給を半減させ、多くの若手社員のモチベーション低下につながっている。赤字だからといって賃金を下げる理由にはならない。安心して働き続ける為に国労に加入し、春闘を闘っていこう。(福)