合図燈・8月号
ロシアのウクライナ侵攻以降「安全保障体制」の強化を叫ぶ声がひときわ強くなってきている。軍備を増強すればすべてがうまくいくような幻想が強調されている。しかしながら、いくら強力な武器を持ったところで、「国民の生命や財産」を守ることができないことは、過去の歴史が証明している◆ウクライナの戦況を見ても明らかなように武器や砲弾を供与・提供され続けてもウクライナの国民の犠牲は無くならない◆こうした現実を見た時、私たちは、いかに戦争にならない道を探るのか?成熟した社会が考え出す「知恵」が試されてる。6月13日~15日の日程でウクライナでも使用されている高機動ロケット砲システムが木更津駐屯地にて市民に知らされないまま展示された。戦前の木更津市は軍都として栄えた街だ。過去の栄光にすがる腹黒い輩が軍都復活に向けて様々な陰謀をめぐらしている◆平和を希求する私たちは様々な方面に「目」を向け警戒心を持って取組んでいかなければならない(康)