合図燈・2023年度7月号

国労本部が主催する組織拡大・ 経験交流集会に参加するたび耳にするのは「若いやつを入れて、どう責任を取るんだ」とか「最後まで責任を持って、面倒を見れるのか」という声だ。こういうことを言う人は、普段の集会等に顔を出さず、組織拡大に向けた運動をしていない人だ。人望もないかもしれない。そうでなくても、20歳代の若い社員や60歳を過ぎ、最後は国労でと加入する人もいる。彼ら・彼女らは、勧誘を受け悩んだうえ、自分の判断・責任で加入してきている。そこに他人の責任なんて存在しない。自分が加入したときに判を押させた大先輩は、定年前に退職している。今ここにいるのは自分の判断であるし、他人から強制されたものでもない。まさしく「自己責任」である。職場での信頼関係を築き、組織拡大の運動をしていかなければならない。その手法を皆さんは知っている。今からでも遅くはない。国労運動を継承させよう。(英)