合図燈・2023年5月号

最近気になるニュースがあった。浅間山が不気味な動きを見せているという。3月15日ごろから山体膨張を示すと考えられる傾斜変動が認められている。また、火山性地震が3月21日以降、増加しているという。そのため気象庁ではおおむね火口から2キロの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性があるので、注意が必要と発表している。この山のふもとには長野新幹線が通っていて、軽井沢駅の近くにはアウトレットショップがあり、さらに、上越新幹線もそれほど遠くないところを通っている。噴火対策は大丈夫なのだろうか?不安になる。聞くところによると新幹線や在来線は5ミリ以上の降灰があると信号機やポイントに異常が発生し運行できなくなるという。自然災害だからといって指をくわえているわけにはいかないだろう。不安をあおるわけではないが会社側はどのような安全対策を考えているのだろうか?(正)