合図燈・5月号
ロシアによるウクライナ侵攻から約2か月が経った。未だ戦闘の終結の見込みは立たず、連日悲惨な状況が報道されている。一日も早い停戦(終戦)を願うばかりだ。日本固有の領土である北方領土でも日本を桐喝するように箪事浪習を始め、天気の良い日には目視できる距離の地元の方々は不安でいっぱいだろう。他方、永田町ではこの侵略に乗じて「戦争ができる国Jづくりの大合唱が起こっている。岸田首相は「敵基地攻撃能力の保有検討」を繰り返しているがそれはかつて議論されていたものとは全く違うものだ。危機に乗じて憲法9条を改正し日本を「軍事対軍事」の危険な道に引きずり込もうとしている。我々労働者は冷静に考えて永田町の論理に流されることなく行動していかなければならない。そして国連憲章に基づきこの危機の平和的解決を求めていこう。争いからは何も生まれない。反戦平和の連帯を(正)